渋谷内科・スキンケアクリニック

渋谷駅より徒歩5分、女性医師・中国語対応の医師在籍

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-8新栄宮益ビル1F

TEL.03-6421-0833

MENU

性感染症内科

性感染症スクリーニング外来

性感染症スクリーニング外来の画像

性病はどなたでもかかる可能性があり、少しでも不安・心配があるときが検査のタイミングです。一方で、定期的なヘルスメンテナンスをされる方も増えている項目です。毎年の誕生月にバースデーメンテナンスで検査される方もいらっしゃいますが、問診の上、適切な検査項目をご案内させていただきます。
自由診療ではありますが、匿名性が保たれ、受診や検査をしたことが会社や家族に知られることがありません。

検査方法

尿検査/うがい液検査/局部の分泌物があればその簡単な採取

上記のいずれか、もしくは組み合わせで診断を行い、同時並行でただちに治療が開始できますが、自由診療となります。その理由は、保険診療では検査結果をもとに陽性であれば治療という風に受診を2回に分けなければならないため、治療が遅れるリスクがあります。そのため忙しい方が多い渋谷という立地から自由診療としておりますが、検査や治療を受ける場合は、初診料や再診料をいただいておりません。相談のみの場合は別途相談料3300円(税込)が必要となります。
なお、人口が増加している梅毒や、B型C型肝炎・HIVも否定しなければならない場合は血液検査が追加で必要となります。

下記の症状に当てはまる場合は検査のタイミングかもしれません。
検査結果は後日に来院不要でお知らせが可能です。

尿道のかゆみ、痛み、引っかかるなどの違和感/排尿痛/尿が出にくい/尿の色調や性状がいつもと違う/性器の赤身、ただれ、発疹、性器の白いカスや尿道からの膿の様なもの/性器の痛みやかゆみ/全身の発疹/鼠経部のリンパ節のしこり

鑑別する感染症

(尿道)
淋菌、クラミジア、マイコ(ウレア)プラズマ、トリコモナス、カンジダ、一般細菌
(喉)
淋菌、クラミジア、マイコ(ウレア)プラズマ
(血液)
梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎(パートナーに輸血歴があるときなども)
(局所沈殿物、膿汁)
カンジダ、梅毒、性器ヘルペス

検査の目安

尿検査は、感染した可能性がある行為をしてから24時間以上、のどの検査は感染した可能性がある行為をしてから5~7日以上経過していることが目安です。
具体的には、「性器の挿入やなめる行為」、「キス(咽頭のみの性感染症もあります)」「パートナーに陽性の疑いがある」、「陽性と申告を受けた」など。
※性病の症状はいつ出るかわかりませんので、気になったときにいつでもご来院ください。予約とweb問診をしていただければよりスムーズにご案内できます。

まず知っておくべき性感染症

まず知っておくべき2つの性感染症の画像

まず前提として、症状があったり、パートナーが心配であったりというときに、淋菌とクラミジアのPCR検査をしておくことは基本です。感染人口が多いのが理由になります。
特に淋菌は、薬剤耐性菌が多いにもかかわらず、現在の保険制度では、PCR検査と同日に薬剤耐性の確認検査(培養検査)を行うことが認められていないため、疑って検査と同時に治療まで行ってしまうという、一度での見切り治療ができないという不都合があります。結果として自費診療で行っているクリニックが主流です。感染症の財政負担が増えていることも理由として上げられるでしょう。自費診療のメリットは、検査結果次第では再診の必要がないことです。当院では結果が出次第お知らせの連絡をするサービスを行っています。

以下に、性感染症の大部分を占める、皆さんが知っておくべき性感染症の解説をしていきます。

①淋菌

主に性行為でないとうつらない感染症であり、性感染症の代表菌になります。その日のパートナーの片方が陽性者の場合の感染伝達率は一回当たりの性行為で30%以上ともいわれておりますが、治療は可能なので進行する前に治療することが鉄則です。

【症状】
尿道炎による尿道のかゆみ・痛み・排尿痛・違和感、白色系の膿がでる、結膜炎、咽頭炎による喉の痛み・腫れ・イガイガ、直腸炎、女性では+子宮頚管炎(ただし無症状)など

気づかずに放っておくと、男性では精巣上体炎から男性不妊や、女性では卵管炎から骨盤内の炎症、さらに全身に回ることで敗血症のリスクとなります。

【尿検体のPCR検査法】

男性尿道炎ではクラミジアも30%の確率で重複感染していると言われています。クラミジアが存在する環境では淋菌が培地で育ってこない可能性もあり、正確に検査するためにはPCR法が必要です。しかし、PCR検査は感度が高い半面、薬剤感受性までは確認できないため、耐性菌で無いかの確認は分離培養で薬剤感受性も確認する必要があります。

咽頭検査はうがい液で行います。

【治療】
受診当日に点滴で抗生剤を投与します。一回の投与で治癒する場合も大いにあります。

【治療効果判定】 PCRの陰性化

【予後】
淋菌検出の正診率は飛躍的に上がっているので、検査しないことによるパートナーの放置、不適切な民間療法、不適切な治療見込みによる感染の拡大や不妊症を予防しましょう。また、淋菌は全身に広がって重篤化する可能性もあるため、少しでも心配であれば検査をしましょう。

【パートナーの追跡】
男性の場合は尿道炎による自覚症状や他覚的所見による治療機会に恵まれやすい一方で、女性の場合は症状に乏しく、患者の周辺に感染者がいる場合などに疑うきっかけにもなります。検査のきっかけがつかめずに進行してしまう可能性が高いといわれていますので、心配になったらいつでも我々内科専門医にご相談ください。

②クラミジア

非淋菌性尿道炎の過半数の原因菌です。また、淋菌陽性者の3割は、クラミジアと重複感染しているといわれています。
主な感染部位は以下の通りです。

男性の場合

尿道から精巣上体へ侵入します。さらに放置することで男性不妊の原因になります。不安要素がある方は検査をしておきましょう。

女性の場合

ほぼ無症状のため進行してしまう例が多いです。進行が早い症例では2-3週間で骨盤内や肝臓等の内臓まで広がっていた例も報告され、女性不妊の原因となります。心配になった時が検査するタイミングです。

検査

①尿のPCR検査→尿路クラミジアおよび尿路淋菌感染症を疑うとき
②咽頭うがい液のPCR検査(コバスor TMA法を推奨)
 →咽頭クラミジアおよび咽頭淋菌
性行為では咽頭感染する行為も行っていることも多いと推測されますので、その場合①と②を同時に検査するのが適切です。
Ex)淋菌&クラミジアの尿道+咽頭検査セット

【治療】
性交後48時間以上たっていれば、早めに治療が可能です。
当院ではクラミジアが疑われる場合に、たった一度の抗生剤内服での治療が可能となっております。

【治療効果判定】
治療後2週間後以降であれば再検査は推奨されます。

【効果判定検査法】
①PCR法による再検査;基本の検査法です。
②迅速検査→30分で当日結果確認ができるようになりました。
ただし、PCRに比較して検出率が劣ります。

③梅毒

現在、増加傾向の性感染症です。進行性で性器のみにとどまらず、全身疾患になるため
早期治療が必要になります。

④カンジダ

局部の分泌物があれば疑ってください。カビが原因です。綿棒で採取すると同時に、軟膏を処方いたします。

検査一覧

検査1

尿道4種:19,800円(税込)

尿で治療が必要な主な性感染症を確認
淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、トリコモナス原虫(TV)

検査2

咽頭4種:19,800円(税込)

喉で治療が必要な主な性感染症を確認
淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、トリコモナス原虫(TV)

検査3

血液4種:19,800円(税込)

梅毒、肝炎(B型 / C型)、HIV

検査1+2

尿検査とうがいの検査で治療が必要な
主な性感染症を確認

尿道4種+咽頭4種:32,800円(税込)

特に感染人口が多い性感染症4種類を検査したい方
淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、トリコモナス原虫(TV)

検査1+2+3

尿検査とうがいの検査と血液検査で
治療が必要な主な性感染症を確認

尿道4種+咽頭4種+血液4種:49,800円(税込)

検査4

尿検査だけですむ、尿路からの感染症のすべてを
検査しておきたい方

尿道7種セット:29,800円(税込)

性器クラミジア、性器淋病、性器マイコプラズマ、
性器ウレアプラズマ、トリコモナス原虫、カンジダ、一般細菌

その他

HIV検査

料金:9,800円(税込)

梅毒検査

料金:9,800円(税込)

その他、単独検査

料金:1種類  7,700円(税込)
   2種類 13,200円(税込)
   3種類 16,500円(税込)

「尿道クラミジア」「尿淋菌」
「尿マイコプラズマ」
「尿トリコモナス原虫」「尿道カンジタ」
「尿一般細菌」
「咽頭クラミジア」「咽頭淋菌」
「咽頭マイコプラズマ」
「咽頭トリコモナス原虫」

治療費

治療A

料金:13,000円(税込)

内服薬
主にクラミジア・マイコプラズマ・トリコモナス原虫の治療

治療B

料金:18,500円(税込)

点滴治療
主に、耐性菌が多い淋菌と雑菌の根治療法

A+B同時治療

料金:26,500円(税込)

点滴治療+
クラミジア、マイコプラズマ・トリコモナス原虫、雑菌治療

治療C

料金:14,800円(税込)

ヘルペス治療:
発症の場合、抗ウィルス薬10日間内服+軟膏
再発例の場合、5日間

治療D

料金:14,800円(税込)

梅毒治療:内服4週間、4週間後再検査(再検査代4,900円(税込))

その他外用薬

カンジダ:軟膏:8,000円(税込)
抗生剤軟膏:8,000円(税込)

セット価格のご案内

ブライダルチェック

精液検査+尿道6種+咽頭4種+血液4種
(検査2+3+4)のフル検査セット

料金:69,800円(税込)

尿道6種:尿道クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫、
カンジタ、一般細菌
咽頭4種:咽頭クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫
血液4種:梅毒、肝炎(B型/C型)、HIV

ブライダルチェック(精子検査なし)

料金:49,800円(税込み)

尿道6種:尿道クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫、
カンジタ、一般細菌
咽頭4種:咽頭クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫
血液4種:梅毒、肝炎(B型/C型)、HIV

プレミアム治療セット(検査+尿道炎・咽頭炎の治療費込み)

検査2+3+4
治療A+B

ほぼ全体的に検査したうえで、淋菌クラミジア等を治療し、
梅毒、肝炎(B型/C型)、HIV の結果をお出しします。

料金:79,800円(税込) → 69,800円(税込)(期間限定)

尿道6種:尿道クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫、
カンジタ、一般細菌
咽頭4種:咽頭クラミジア、淋菌、
マイコプラズマ、トリコモナス原虫
血液4種:梅毒、肝炎(B型/C型)、HIV